#6 サマルカンドでウズベク料理ハント
2023.1.15. from Samarkand, Uzbekistan
📍旅路 (2023.1.9-1.15)
🚩現在地 (2023.1.15) サマルカンド、ウズベキスタン
1/9 タシュケント→サマルカンド
1/10~ サマルカンド滞在
📍サマルカンド
ウズベキスタンの旧都市。14〜16世紀にユーラシア大陸中央で広大な領域を支配した大国・ティムール朝の首都。ティムール朝の支配領域は北はロシア南西部、南はインド北部やエジプト、西はトルコのイスタンブール、東は中国との境まで(でかい!)。目を見張るようなミニアチュールを用いた建造物が多数残されている。ウズベキスタンの人にとっても自慢の街のひとつ。
🍴食文化は絡み合いながら線で繋がっている
新しい国に入るたび、いつだって最初は食堂で困っている。どうやって注文したら良いのか?そもそも一体何の店なのか?この国では何が食べられるのか?一人分はどれくらいなのか?何と何を一緒に食べたら良いのか?そしてメニューは読めない。なんならメニューすら無いときだってある。何でもいいからお勧めを出してくれと思いつつ、言葉が通じないので「おすすめで」のたった一言がなかなか伝わらず苦戦することもある。
ここウズベキスタンでも例に漏れずそんなところからスタートしたのだが、2,3週間もローカル食堂ハントを続けてようやくセオリーが分かってきた。ということで、めくるめくウズベキスタン料理について書きたい。
良く食べられる代表的な料理は、プロフ、ラグマン、マンティ、ナーン、シャシリク。こんなところか。特に、ウズベキスタンの人に会った時、ウズベキスタンは好きか?という質問の次に来るのは高確率で「プロフは食べたか?」である。プロフは言うなれば炒飯、ただ大きく違うのはプロフは炊いた米を使うのでなく、カザンと呼ばれる巨大鍋に大量の油で野菜や肉を炒めたところに生米を投入して、水と油で炊くようにして、まとめて沢山作るところか。なので結構味はコッテリ。
さて、これらの代表料理たちでおもしろいのは、シルクロードの中央というウズベキスタンの立地がよく現れていることだと思う。ラグマンはトマト系の野菜スープにうどんのようなモチっとした太麺の入った麺料理、マンティはクミンを少し効かせた肉を皮で包んで蒸したもの、ナーンはここでは円形のパンのこと、シャシリクは大ぶりの肉を串に刺して炭火焼きしたもの。
ラグマンは焼きそばとパスタの中間、マンティは小籠包とラザニアやミートパイの中間、ナーンはインドのナンとの繋がりがあると踏んでいるし(間違っていたらごめんなさい)、シャシリクは肉の種類が豊富でさながら日本で言えば焼き鳥に近いもの、と言える。
日本はいまやいろんな国の食べ物が日常的に食べられるので、私はこれまで特に疑問を抱くこともなく料理を点で見てきたところがあった。しかしユーラシアを歩き、ここ中央アジアに来てさらに、料理というのがいかに線で繋がったものかを感じさせられる。一方で気候や風土が違うから料理の形は変わってくるし、たとえば中央アジアもスパイスは豊富なのにインドのように味付けが辛くないのは、砂漠にあって水の貴重な土地だから、身体の水分を失わないためというのもあるのではないか、とか、想像しながら食べるのも楽しい。
食べ物は風土と繋がっている、そんなことは当たり前と思っていたけれども、もっと深く、もっと長く、食は根を伸ばしているものなのだなと、美味しく学んでいます。






